🔻各回のタイトルを選択するとその回にジャンプします。
障害者・障害児心理学の進め方/試験に関して
第1回:オリエンテーション/障害とは?
第2回:障害の心理学:障害はどう認知されるか
第3回:身体障害の理解と支援
第4回:知的障害の理解と支援
第5回:精神障害の理解と支援
第6回:行動・情緒障害の理解と支援
第7回:発達障害(1):自閉症スペクトラム障害
第8回:発達障害(2):注意欠如・多動性障害、局限性学習障害
第9回:障害児の支援(1):応用行動分析
第10回:障害児の支援(2):ペアレントトレーニング
第11回:キレる子の理解/セカンドステップ
第12回:障害受容のプロセス/障害理解
第13回:保健・医療/福祉・教育における課題と支援
第14回:保護者や家族の理解と支援


障害者・障害児心理学の進め方/試験に関して

Q.
A.


第1回:オリエンテーション/障害とは?

Q. ヘレンケラーは聴力と視力を失ったのに、相手の話す言葉をどうやって理解していたのですか?
A. 「病気によって後天的に視力・聴力を失った」というところから,相手の表現を知覚するための手がかりはもっていたと考えられます。また,”WATER” のエピソードにみられるように「触覚」を手がかりとしたと考えられます。

Q. 「国際生活機能分類」における障害の部分の図の見方がよくわからず、理解することができませんでした。
A. 国際生活機能分類は,従来の分類と異なり「障害」に限定せずその人自身やその人を取り巻く生活環境を含めた全体的なモデルです。このモデルでは,「障害の問題には様々な要素が関連しており,それぞれの要素を考慮する必要がある」ことを示しています。障害の部分については,「国際障害分類」とほぼ同じですが,表現を「障害に限定しない言い方」に変えています。


第2回:障害の心理学:障害はどう認知されるか

Q. 「社会が障害を作り出す」とはどういうことですか?
A. 簡単に言えば「人が適応しにくい環境はその人にとって障害となりうる」ということです(正確にはもう少し複雑ですが)。ステラヤングの動画(YouTubeリンク)は理解しやすいと思いますので,一度ご覧ください。


第3回:身体障害の理解と支援

Q.
A.


第4回:知的障害の理解と支援

Q.
A.


第5回:精神障害の理解と支援

Q. リストカットの治療法にカミソリを預かる、他のものを渡すとあるが、治療者自身でカミソリを購入できるため、あまり意味がないのではないですか?
A. まず前提としてクライエントがどのような様態でどこまでの能力があるかはアセスメントの段階で確認しますので,あまり意味があると思えない治療はしません。リストカットに限らず,この場合はこの方法と決まっているわけではなく,クライエントの状態に合わせて対応をします。そのうえで,今回の方法は思春期の子どもなど刃物を容易には入手しづらいクライエントには有効と考えられます。


第6回:行動・情緒障害の理解と支援

Q. 愛着の4タイプの回避型はアタッチメントを形成できていないということなのですか?
A. 「形成できていない」ではなく,「安定した愛着」が形成されていません。つまり,不安定・不適応的な愛着のタイプの一つということです。

Q. 親に虐待や辛い経験をさせられても、親が好きだったり愛されたいと思うのはなぜですか?
A. 「主たる養育者」であるということ自体,コミットメントを強め依存関係をもたらす可能性が高いからと考えられます。気持ちの問題はいろいろあるでしょうが,後付けで関係を解釈する結果「好き」や「愛されたい」と感じてしまうこともあるかもしれません。


第7回:発達障害(1):自閉症スペクトラム障害

Q. 発達障害は発達が遅れているということなので、大人になるにつれて障害の症状が軽くなることはあるのでしょうか?
A. 「発達が遅れている」は誤りです。「定型発達とは異なる発達のパターンを示す」のが発達障害で,スペクトラムなので連続はしているのですが表れ方は異なります。「社会化」のプロセスで適応していくことはありますが,「定型発達になる」わけではありません。


第08回:発達障害(2):注意欠如・多動性障害、局限性学習障害

Q.
A.


第09回:障害児の支援(1):応用行動分析

Q.
A.


第10回:障害児の支援(2):ペアレントトレーニング

Q.
A.


第11回:キレる子の理解/セカンドステップ

Q. 「最も効果的なプログラム」であるのに,なぜ20か国しか使用されていないのか気になりました。アジアで唯一取り入れている日本ですが,国内での浸透率は高いですか?
A. そもそもこういった教育プログラム自体,先進国で教育水準が高い国しか導入する余裕はないかもしれません。日本国内での正確な浸透率はわかりませんが,学校よりは児童養護施設などでの適用が多いようです。


第12回:障害受容のプロセス/障害理解

Q. 告知前に医師以外の専門家が、障害について家族に話さない方がよいとありますが、事前にこういった障害の可能性があるといったことも伝えない方がよいのですか?
A. 相手との関係にもよりますが,基本的には伝えません。そもそも医師以外は法律上「診断」が出来ないからです。


第13回:保健・医療/福祉・教育における課題と支援

Q.
A.


第14回:保護者や家族の理解と支援

Q.
A.