質問への回答(心理学的支援法)

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心理学的支援法の進め方/試験に関して
第1回:オリエンテーション/心理学的支援とは?
第2回:カウンセリングマインド
第3回:カウンセリングの問題と技法
第4回:言語・非言語コミュニケーション
第5回:精神分析的心理療法
第6回:行動療法・行動分析
第7回:認知療法・認知行動療法
第8回:パーソンセンタードアプローチ
第9回:グループアプローチ/集団精神療法
第10回:遊戯療法/スクィグル法/MSSM
第11回:芸術療法:コラージュ療法
第12回:心理検査:バウムテスト
第13回:ソーシャルサポート
第14回:心の健康教育/SST


心理学的支援法の進め方/試験に関して

Q.
A.


第1回:オリエンテーション/心理学的支援とは?

Q. 精神分析的心理療法は不安を取り除くというより、自己理解を進めるための心理療法なのですか?
A. 自己理解が進む結果治癒に至るという考え方が根本にあります。詳しくは第5回の授業で扱います。また,不安やうつを扱うのは認知療法・行動療法・認知行動療法などがメインです。

Q. 精神分析的心理療法の絵はクライアントがソファに寝転んでいますが、体勢は自由なんですか?
A. 何でもよいわけではありません。精神分析では「自由連想」を行いやすい(無意識が顕現しやすい)姿勢を維持するためにソファなどに横になってもらうことが多いですが,椅子に座って実施される場合もあります。


第2回:カウンセリングマインド

Q. 人間同士の関係であるためどれだけ傾聴をしラポールを形成しようと努力してもクライアントとカウンセラーが合わないことがあるかもしれないが、そういった場合はどうするのですか?
A. 最初の面接はインテークといってアセスメントも含めた支援のあり方を考えるための面接を実施します。インテークカンファレンス(会議)で担当者を決定する際に,クライエントの治療により適切なカウンセラーに変更することもあります。ただし,治療の過程での「感情転移」や「治療抵抗」には留意します。「合わない」と思ってしまうこと自体が症状の表れである可能性もあるので,ケース進行中にはスーパービジョンやケース会議等で慎重に議論する必要があります。つまり,「合わない=よくない」というわけではなく,治療がうまくいっているからこそ抵抗が起こるという解釈も成立するということです。

Q. カウンセリングの臨床実践現場において、治癒契約を結ぶことができないことはありますか?
A. まず前提として治療契約は契約書などの書類の形式ではありません。あくまでも互いに治療を進めていくことの同意です。したがって,ラポールがうまく形成されない場合には治療契約に至らないこともあります。


第3回:カウンセリングの問題と技法

Q. 逆転移に倫理的な問題があるということは理解しましたが、感情転移については何も起こらなければ問題がないのですか?担当のカウンセラーを変えるなどはしないのですか?
A. そもそも感情転移自体が症状の表れであることもあるので,何も起こらない=治療が進んでいない場合もありえます。重要なのはカウンセリング場面で生じたことが何を意味するのかをカウンセラーが考え続けることです。「何かあったからすぐに担当者を変える」という発想ではありません。もちろん,カウンセラーの倫理規定に違反する場合には担当者を変更しますが,それは合う・合わないの問題ではなく倫理的な義務違反の問題です。


第4回:言語・非言語コミュニケーション

Q. 非言語のメッセージは、日常の人々の行動にも適用できるものはありますか?
A. 今回説明しているのは,カウンセリング場面で「その人の日常」がどのように反映されているかを解釈しているものです。したがって,今回の説明を使って日常の非言語コミュニケーションの解釈を行うことは難しいと考えられます(=あてはまらないことも多いし,状況が様々ということです)。


第5回:精神分析的心理療法

Q.
A.


第6回:行動療法・行動分析

Q. 系統的脱感作で、クライエントがパニックなどを起こすことはありますか?
A. 系統的脱感作に限らずクライエントの様態によっては治療中にパニックが起こることはありえます。しかし,どのような治療法を適用する場合でも,事前のアセスメントで可能な限りの予防・対策はします。「とりあえずやってみた」結果パニックを起こすなどということは明らかに問題であり,トレーニングを受けたカウンセラーではありえない事態です。

Q. (レジュメp.4の不登校児への両親の声かけの例)子どもによって変わると思いますが、この場合両親はどのように声かけするのが適切なのですか?
A. 少なくとも望ましくない行動に報酬を与えない形の声かけがよいかと思います。一般的には「普段どおりの声かけ」が求められます(厳しくも優しくもないニュートラル)。
なお,不登校の場合「ベッドから出られない」という状況はあくまでも問題の一部なので,その背景にある「生活リズム」の立て直しに注目することが大切です。


第7回:認知療法・認知行動療法

Q. 認知な歪みの修正の段階で、クライエントがモチベーションを保てず修正が行えなかった場合も、治療がうまくいっているからこそ抵抗が起こるという解釈は成立しますか?
A. まず,「クライエントがモチベーションを保てない」という状況の解釈が問題になります。カウンセラーがうまくラポールを築けていないかもしれませんし,アセスメント不足で適切な治療法を選択できていないかもしれません。
信頼関係が十分にあり,クライエントの症状に合わせた治療法であるにも関わらずうまくいかないことがある場合,「治療抵抗」の可能性も考えられます。うまくいかない=抵抗とは限らないので見極めが重要です。


第8回:パーソンセンタードアプローチ

Q. 反射がなぜ現実・情動・コミュニケーション接触を促進するのですか?
A. クライエントにとって言葉にできない・表現できない気持ちを変わりに言葉にしてフィードバックしてくれるからです。壁に向かって話しても何も返ってきませんが,相手が自分の気持や思いを確認してくれることは自分の客観視にも役立ちますし,「理解してくれる人がいる」という感覚にも繋がります。


第09回:グループアプローチ/集団精神療法

Q. グループ・ダイナミクスについて書かれた本などでおすすめのものはありますか?
A.「社会心理学」分野で扱うテーマで書籍はいろいろありますが,幅広いトピックがあるので書籍を追うのは大変かもしれません。とりあえずこの資料(補足資料)を読んで不明な点・詳しく知りたいことなどまたお尋ねください。

Q. グループアプローチは同じ集団に所属している者のみで行うということですか?
A. 「グループ」をどう定義するかにもよりますが,必ずしもそうとは限りません。自助グループのように同種の体験を共有する人たちのグループもあれば,多様性を重視し様々な体験を共有したり交流することを目的とするグループもあります。


第10回:遊戯療法/スクィグル法/MSSM

Q.
A.


第11回:芸術療法:コラージュ療法

Q. コラージュ療法についてインターネットで調べた時に、表現したくない場合、自分の気持ちとは無関係なイメージを敢えて貼り付けることができるとあったのですが、無関係なイメージを貼り付けたことによってクライエントの心の内実の解釈が変わってしまうと思うのですが、これは問題ないのですか?カウンセラーは無関係なイメージを貼っていると気づくことができるのでしょうか?
A. そもそも「クライエントのこころを当てる」ことが目的ではありません。コラージュを「体験」するためにカウンセラーとクライエントとで話し合う時間もあります。コラージュ全体や各モチーフの意味やエピソードなど,様々な話題の中でクライエントを理解し,治療を進めていきます。


第12回:心理検査:バウムテスト

Q.
A.


第13回:ソーシャルサポート

Q. ソーシャルサポートはストレッサーには効果は持たないとありましたが、道具的サポートは問題そのものの解決を助けてくれるサポートなので、ストレッサーに効果があるのではないでしょうか?
A. 道具的サポートの場合はそうですね。一方,道具的サポートを得られる機会は実際には多くなく,情緒的サポートで対処するしかない場合もあります。そういった場合に対症療法的にならざるを得ないということです。


第14回:心の健康教育/SST

Q.
A.